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ローンの残債が残っている車両の廃車について。

2024/10/22 up
廃車関連

最新!ローンの残債が残っている車両の廃車について

まだローンの残債が残っている車…でも廃車にしたい!
そんなときはまず所有者が誰になっているかを確認する必要があります。車両の所有者が自分か自分以外(ローン会社など)によって廃車が可能かどうかが変わってくるので重要です。

所有者の確認の仕方は、車検証に載っている所有者の氏名又は名称の項目に記載されている名前がその車両の所有者という事になります。

使用しているのは自分だけど所有しているのは同居の親族の場合その親族の名前が記載され、ローンで購入した場合はローン会社の名前になっています。

所有者が自分か自分以外かでは廃車の扱いが変わってきますので、まずは車検証で確認しましょう。

⇨こちらにも書類の詳細を明記しています。

目次

所有者がローン会社(自分以外)の場合

所有者が自分以外だった場合には、所有権が自分ではないので当然のことながら自己判断で廃車にすることはできません。
まずは所有者名義を変更する必要があります。これを所有権解除といいます。

通常ローンを完済していれば問題なく所有権解除の手続きに進むのですが、ローンに残債があると所有権解除は難しくなりますので、以下の対応が必要になります。

残債を一括返済すれば所有権を解除できる

ローンの支払いが残っているため所有権譲渡できないことから、ローン残債を一括で返済を行えばほとんど場合所有権解除の手続きを行ってくれます
所有権解除の手続きをディーラーが行ってくれる所もありますので、以後の手続きの流れを確認してください。

 

ローンの残債を一括返済できない場合

購入したばかりで多額の残債がある場合など、一括返済が難しいときにはローン会社やディーラーに事情を説明し相談してみるしかありません。
事故や災害などに遭いもう廃車にするしかない状況であれば、所有権を解除してくれる場合もあります。
『車両は解体する』『残債は支払う』ことを条件に承諾してくれるような場合もありますので、初めから無理だと交渉しないのではなく、しっかりと事情を説明することが大切です。

どうしても残額完済しなければ所有権解除を認めてくれない業者さんの場合はどうしようもありません。
結論的には所有権のない車の廃車は行えません。

所有者が自分の場合

所有者が自分の場合
同じローンでも銀行系ローンの場合、通常所有権留保はなく所有者は自分の名前になっていることがほとんどです。この場合は当然ローンの支払いは残りますが自分の意思で廃車にしても売却しても何も問題もありません。

ローンを組む際、所有者の事まで意識しない方も多いため完済しても所有者はそのままにしている人も少なくないようです。
急に廃車にする必要がある状況が訪れたとき所有権楷書に手間取ることも考えられますので、この機会に車検証を取り出して所有者が誰になっているか確認しておくと良いと思います。

また、これからローンで車の購入をお考えの方は廃車にする際の条件なども訊ねておくことをおすすめします。

 

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