車の車検切れ・水没、事故車、車の遺産整理など、さまざまな理由から廃車を検討しなくてはならない場合があります。これまでたいせつにしてきた愛車を手放すのですから、少しでも車の価値を見出して買い取ってもらいたいですよね。そこで、車検切れや事故車など、あらゆる車に対応してもらえる、お得な廃車買取方法を探っていきましょう。
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普通車を廃車にする際は「抹消登録」という手続きを行ないます。抹消登録の種類は「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種。それぞれのメリット・デメリットをみてみましょう
永久抹消登録は、車を解体することを前提にしたもので手続きを行なうと、2度とその車を使用することは出来ません。
修復できないほど壊れてしまった事故車や、台風や地震などの自然災害による水没車、故障車、また老朽化や過走行による経年車など車を処分したい場合に永久抹消登録を行ないます。
自然災害などで車が流されてどこにあるのか分からないような場合も、永久抹消登録扱いとなるのです。
車の解体完了後、15日以内に手続きを行なう必要があります。また、1カ月以上車検が残っている場合は、重量税が月割りで戻ってくるというメリットがあるため、早目に対処した方がお得です。
愛車を廃車にする場合、車販売店やディーラーに相談するかたが多くみられます。しかし「お得に廃車する!」という観点から考えると、あまり得策とはいえません。
車販売店やディーラに車の解体を頼むと、処理費用がかかります。廃車買取業者ならば有料で「買取って」くれるため、とてもお得なのです(※廃車買取業者により異なる場合があります)。
ではディーラーにたのむとお金を払わなければ解体できない車でも、廃車買取業者はなぜ、お得に「買取」ってくれるのでしょうか。
通常ならば「ゴミ」扱いの車でも、廃車買取業者からするととても価値のある存在といえます。それは廃車買取業者が、車体のパーツや解体後の金属を「素材」として、お金に換えているためです。愛車の存在がまるごとスクラップされると思うと味気ないですが、廃車買取業者に依頼することで、たいせつにしていた車の一部が誰かの役に立てるわけです。
また整備をすれば、まだ乗れる車というのも存在します。その場合は、適切に整備をし中古車として販売。どちらの場合にせよ、たいせつに乗っていた車がまた活躍できる場所を提供しているわけです。
ディーラーが「下取り査定」を行ない、車を引き取ってくれる場合もあります。あくまでも「下取り」のため、新しい車を購入することが前提です。水没などで廃車を検討せざる得ないような場合、お得に買い取ってもらうことなど期待できません。廃車買取業者と違い、ディーラーの価値基準は、あくまでも「中古車として売れるか」です。
ディーラーで下取りされた廃車は、廃車業者に引き渡されます。その場合、ディーラーが廃車業者にお金を支払う必要があるため、ディーラー側としても、顧客から処分費用をもらわなければ赤字になってしまうのです。
なかには「下取り価格5万円!」などとPRしている場合もありますが、処理費用などで相殺され、実質0円で引き取られてしまう可能性もあるのです。
しかし廃車買取業者ならば中間マージンなどは必要ないので、その分、高めの買取価格となりお得となるわけです。
経験豊富なスタッフのいる廃車買取企業ならば、扱いにくい水没車や事故車などの対応にも慣れているため、適正な価格で取引きしてくれるはずです。ディーラーなどと同様、陸運局などへのわずらわしい手続きも一任できます。
また、全国どこでも引取り可能なお店を選べば、不動車でも安心です。たいせつな愛車を、どのように手放すか。それは、あなたの選択次第で変わっていくことなのです。
廃車を検討する際は、トータル的なコストを考え、廃車買取業者を選び、まずは無料見積もりを取ってみるのも手といえるでしょう。
車の買取は、何を軸に「価値」を見出しているかにより査定価格も変わってきます。ディーラーや中古車販売業者は、あくまでも中古で売れるか否かが重要な査定の要素といえます。具体的にいうと、水没車や事故車は、高く売れないためディーラーなどは嫌がります。しかし廃車買取業者ならば、その中の部品やパーツにも価値を見出すので、高い買取が期待できるわけです。